【Innovators’ Squad 2021 Spring-Summer 募集要項】
Innovators’ Squad(i-Squad)はあなたのアイデアを実現して社会に価値を生み出すプログラムです。アイデアから始まり、それを
①ユーザーの抱えている課題は何か、ユーザーは誰か
②どのような方法で製品やサービスにするか
③ユーザーに届けて社会に価値を生み出すための方法
という(大まかな)順番で専門のコーチやメンターとともに検討していきます。頭の中で考えることに加えて、実際にアイデアのプロトタイプなどをつくり、顧客候補へのインタビューを行うなど実践を重視します。
i-Squadは、進捗ステージに応じてi-Squad ZERO, i-Squad Xの2段階が設定されています。i-Squad ZEROでは主に①と②を行い、i-Squad Xでは主に③を行います。
i-Squadに採用されると、コーチやメンターによるアドバイス、開発やミーティングのための場所提供などを受けられます。
■i-Squad ZERO
【内容】あなたのアイデアをもとに①ユーザーは誰か、②どのような方法で製品やサービスにするか検討します。
【調査・開発費用】必要に応じて都度申請可能(20万円を上限とする)
【応募の条件】実現したいアイデアがあること・Innovators’ Academyと同程度のイノベーションに関する知識を前提とします(これまでi-Academyを受講していない方は、録画を視聴できます。※希望者はiclub@uic.osaka-u.ac.jpまで連絡してください)。
■ i-Squad X
【内容】あなたのアイデアをもとに①ユーザーは誰か、②どのような方法で製品やサービスにするか検証できていることを前提に、③ユーザーに届けて社会に価値を生み出すための方法を検討します。③の検証ができて事業化・起業する意思がある場合には「学生チャレンジ」(開発費支援:上限100万円程度)に応募し、審査を受けることができます。
【調査・開発費用】必要に応じて都度申請可能(50万円を上限とする)
【応募の条件】あなたのアイデアをもとに①ユーザーは誰か、②どのような方法で製品やサービスにするか検証できていること。
■期間
2021年6月~2021年9月
■対象
大阪大学学生および若手教職員
(教職員の方は連絡ください:今年度から若手研究者で技術シーズの社会実装を目指されている方も対象に加わりました。)
■応募方法
申請書に記入の上、締切日(5/14)までに申請書をメールでiclub@uic.osaka-u.ac.jp 宛に件名を「i-Squad申請」として送付してください。審査に当たり申請順に順次面接を行うことがあります。
- 事前にスタッフと相談した上で応募することを推奨します。相談を希望する方は iclub@uic.osaka-u.ac.jp にメールを送付してください。
- また、オンライン説明会(4/27・5/10)も行います。是非ご参加ください。【説明会に参加できなかった方は、当日の録画も用意しています:4/27録画】
■申請書ダウンロード
■審査
審査の結果、応募したカテゴリーと違うカテゴリーで採択することがあります。
採択カテゴリーは、i-Squad X, ZEROの他に、i-BASEがあります。
i-BASE:
【内容】あなたのアイデアの検証を行います。専門家に意見を聞くなど調査を中心に行い、ユーザは誰かの検証を行います。
【調査・開発費用】必要に応じて都度申請可能(10万円を上限とする)
【応募の条件】実現したいアイデアがあること・Innovators’ Academyと同程度のイノベーションに関する知識を前提とします(これまでi-Academyを受講していない方は、録画を視聴できます。※希望者はiclub@uic.osaka-u.ac.jpまで連絡してください)。
■重要なスケジュール
募集開始: HP掲載日
オンライン説明会:4/27(火)・5/10(月)
募集締め切り: 5月14日(金)
採択決定:5月28日(金)ごろ
i-Squad 2021 Spring-Summer キックオフミートアップ:6月12日(土)
中間発表会: 7月10日(土)終日(参加必須)
最終発表会: 9月18日(土)終日(参加必須)
2020年度参加者の声
好きなこと、やりたいことができている充実感がありました。
調査や実際に作るところの支援を受けられること。それ以上に、自分の他にも、もの好きで動いている学生を知ることができること。
最も印象に残っているのは、アンケート調査を実施した際、想定よりも大きな反響をいただいたこ とです。このプロジェクトの面白さ・強みを客観的に考えることができ、個人的愛着とプロジェクトのバランスを見ながら活動できるようになったのは大きな学びでした。
私たちだけではつながることのできないような企業の方や大学の教授を紹介して頂いて、プロジェクトのアドバイスをもらえたのが良かったです 。また、他のメンバーが先に進んでいくのを見て、私たちも頑張らないといけないと大きな刺激を受けていました。
市場の規模やユーザーの特性など、アイディアだけではなく事業を継続的に行うための要素について考えるきっかけとなった。
様々な人(専門家、投資家、学内の先生方)へのコネクションなどを紹介していただけた。
内面的な成長としては、知識なしの状態から勢いだけでチャレンジしましたが、予想より全然上手くいかなかったことから、アイディアを実装する難しさを実感しました。以前は失敗するのが嫌でしたが、今回のプロジェクトがうまく行かなかったことから、リサーチの大切さ(どの手段を使うのか等)の重要性を知りました。
自分の活動に少し自信を持つことができた。
知らないひとたちに対して質問したり発表したりすることに抵抗がなくなったのは成長だと思う。
様々な指導教員からフィードバックを得られたことが印象に残った。特に、研究生活では指摘されることのないビジネス・マーケティングの観点からのアドバイスを得られたことが大きな学びであると感じた。
学業の中で、どのように個人の課外活動を実施していくかのマネージメントがとれた。また、人脈を作り、生かしていく力も身に付き、企画前と比べ、周りを巻き込む力・迷惑をかける勇気を得た。
このようにするとこう見えるんだなとか、このように言語化するといいんだなとか、こういう方法があるんだとか、同じような人たちの進み具合を見ることで、勉強になることが多かった。
個人的に特に面白かったのが、 参加している人たちのプランの多くが、めちゃくちゃ社会のため、というのを前提にしているということである。「阪大生っていい人やな!」と本気で思った。どのプランも、めっちゃうまくいきそう~と思いながら、応援していた。自分と全然関係のない人を素朴に応援できるのも、あまりない経験であり、とても面白かった。
■参考
2020年度採択プログラム一覧
i-Academyプログラム概要(2020年度3月実施分)
■お問い合わせ
大阪大学Innovators’ Club
iclub@uic.osaka-u.ac.jp