三菱電機は2012年、半導体レーザー(LD)を液晶テレビに搭載した民生用テレビを世界で初めて発売した。液晶は自ら発光しないためバックライトと称する照明装置と一体となっている。照明装置の光源は、これまで白色LEDが一般的であったが、三菱電機は赤色LDを採択した。本講演では、なぜ光源に赤色LDを採用したのか、技術課題をどう解決したのか、開発の概要とその後を放送規格の影響などを踏まえて紹介する。
概要
Innovators’ Talk #40
三菱電機のR&D ~レーザー液晶テレビの開発~
12月11日(金)16時50分~18時20分
ゲスト
新倉栄二氏
三菱電機(株) 先端技術総合研究所 オプトメカニズム技術部 光応用技術グループ グループマネージャー
略歴
1992年 三菱電機入社 テレビ・ビデオ・携帯電話等の映像機器の研究開発に従事。2007年にレーザーを用いた光学製品の開発に携わり、2015年に光学系機器を研究するグループのマネージャに就任。現在に至る。
場所
オンライン(お申し込みの方にはZoomの情報をお送りします。)
対象
大阪大学学生・教職員
お申し込み
当日12月11日(金)15時までお受けします。
https://forms.gle/ndF6iBYPmqLyApwY6
お問い合わせ
主催
大阪大学共創機構