HAZAITHON2024　開幕

大阪といえば日本のものづくりの中心を担う地域です。

そんな大阪の町工場においては、毎日のように商品製造の過程で端材や不良品が生み出されています。もちろん、町工場としても端材・不良品を出さないように懸命に努力をされていますが、それでも無くならないのが現状です。特に金属を扱う工場においては月でトン単位の端材や不良品がでる工場もあります。

端材や廃材は資源循環が進んだ現在においては、いろんな工程を挟むことで再び製品を作る際の原材料として活用できるものもありますが、まだまだゴミとして捨てるしかないものもたくさんあります。また、資源の循環が可能な端材・不良品であっても町工場からしたら”コスト”に他なりません。

我々はそんな端材・不良品に10年前から着目し、学生のアイデアとクリエイターさんのデザインの力を加えることで価値のある新しい商品に生まれ変わらせるプログラムを運営しております。

その名も端材＋アイデアソンで「ハザイソン」！！

今まで多くの学生・クリエイターの方々に参加していただき、いろんな商品が生み出されてきました。
※商品についてはこちら（https://etsaw.jp）

今年度は記念すべき10年目ということで、長期間の商品開発、メタバースを活用したプロトタイプ設計、そして2025年の大阪・関西万博での商品発表とかつてないプログラム構成となっております。

学生とクリエイターの方々との意見のぶつかり合い、慣れない商品開発についていけず脱落、成果発表直前まで商品ができていないという危機、そしてプログラム終了後も続く学生とクリエイターとの関係、など今までもたくさんのドラマが繰り広げられてきたハザイソンですが、今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか。

大阪大学、京都大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学の学生が挑むこの商品開発プログラムについてはこれからも定期的に情報を発信していきますので皆様お楽しみに。

クリエイターの皆様のご紹介

HAZAITHONでは、学生と実社会で活躍されているクリエイターの方々がチームを組み、商品開発に取り組みます。今回のHAZAITHON 2024にて学生の商品開発をサポートしていただくクリエイターのみなさまを紹介させていただきます。

チラシ