【レポート】Innovators’ Salonこれからの国際社会でどう勝ち残るか ~キャリアドリフトという生き方

 今回のi-SalonはNoritsu America Co.の栂野志帆さんをゲストにお迎えしました。

 栂野さんは2016年に大阪大学経済学部を卒業後、経営コンサルティングファームであるDeloitte Tohmatsu Consultingに就職しコンサルタントとしてのキャリアを歩みました。現在はアメリカのLAに在住し、日系メーカーの経営幹部として活躍されています。

 本イベントの前半では「激動する世界とは何か」ということで、学生たちが直面する世界の動き、特にその変化の速さや、その中での日本人であることの価値についてお話頂きました。
 後半は「キャリアドリフト」というテーマで、激動する世界でのキャリア形成のポイントについてのお話でした。
 キャリアドリフトとは、①環境の変化に応じて自分のキャリアを主体的に構築すること、②適切なタイミングで選びたい選択肢を選べるように日々準備しておくことです。
 キャリアドリフトを実践するためには、社会の流れを読む先見性、その流れに乗るスキル、流れを楽しむ柔軟性などが必要となりますが、その結果、世界の変化の流れを活用し、遠くかつ速く、自分の行きたいところに辿り着くことが可能になります。

 そうした生き方は、働くために生きるのではなく、よりよく生きるために働くという主体的かつ戦略的なものです。
 栂野さんは学生の頃から、「自分が与えてもらった恩を、自分の知見や経験を活用し社会に還元したい」という人生の軸を持っており、それは今も変わっていません。
 しかし、アメリカに渡り貧富の差や気候変動、Black Lives Matter運動をなどを目で見て肌で感じ、「価値観が圧倒的に広がった」ことで、自分の夢や目標を実現する計画を柔軟にアップデートする必要性を学んだそうです。資本主義の限界を感じる一方、民主主義の力強さも身を持って知ることで、社会や世界の変化をドリフトするだけではなく、「変化そのものの主体」になりたいと思うようになったそうです。

 参加者の皆さんは、自分の力でキャリアを切り拓く栂野さんのお話から刺激を受け、力をもらったのではないでしょうか。

参加者の皆さんの感想より…

・本当に有益なセッションを提供していただいたことに誠に感謝いたします。学生である私が普段、なかなか出会えない方々のお話を聞くことができてとても参考になりました。

・貴重なお時間を割いて刺激的なお話をしてくださりありがとうございました。チャンスが巡ってきたときにすぐに動けるように、選択肢を多く持っていたいと思います。

・オンラインなのにこれほど話が盛り上がっていくのをみていて隔世の感さえ感じました。EXPO2025もありますから、世界で活躍される卒業生が阪大のキャンパスに再びもどってくるときも遠くないのでしょうと思いました。

・世の中の変化が目まぐるしい、今の時代のキャリア形成の仕方について学ぶことができました!

・今まであまり将来のキャリアに関する具体的なイメージが湧いていなかったのですが、実際に国内外で活躍されている皆さんのお話を聞いて、自分のキャリアを描くヒントを得ることが出来ました。

・海外で活躍されていて,すごくカッコイイと思いました。

・本音トークで、後輩の心に訴えかけてくれている姿には、泣きそうになるくらい嬉しかったです。

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