【2024 i-squad採択】キャリボトとは?

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はじめに

こんにちは!2024年度に i-squadに採択されました、阪大マイボトル推進プロジェクト Carry My Bottle(通称:キャリボト)です。キャリボトは大阪大学のキャンパスに給水機を設置し、給水機の運営を行うことで、マイボトル利用の促進を目的としている学生団体です。

キャリボトは2021年に工学部環境エネルギー工学科の学生で結成され、今まで計5台の給水機を大阪大学吹田キャンパスに設置しました。現在は環境エネルギー工学科の学生11人で活動を行っています。

なぜ、マイボトルなのか

現在、地球温暖化が進んでおり、気候変動対策は喫緊の課題としてとらえられています。気候変動を緩和するためには温室効果ガス排出量を削減し、脱炭素社会へ移行する必要があります。キャリボトは、脱炭素社会への移行手段としてマイボトルの使用に着目しました。

ペットボトルは製造・流通・リサイクルの過程で化石燃料が使用されています。マイボトルを使用して水を持ち運ぶと、ペットボトルを使用する場合に比べて大きく温室効果ガスの排出量を削減することができます。(下図参照)

ペットボトルとマイボトルのLC-CO2の比較

現在の給水機設置状況

2024年7月現在、阪大には1台の給水機が設置されています。場所は吹田キャンパスM3棟の212教室内で、主に環境エネルギー工学科に在籍する学生が使用しています。昨年度は3232Lの水が給水され、ペットボトルが使用された場合に比べて約679kgのCO2が削減された計算になります。これは杉の木およそ49本が1年に吸収するCO2の量に相当します。

現在はさらにマイボトルの使用量を増やすため、豊中キャンパスで一番多くの学生が利用していると考えられる共通教育管理・講義A棟1階に給水機を新規設置する計画を進めています。

おわりに

豊中キャンパスの給水機設置に向けて、現在資金調達に関しての企画が進行中です。今後もこちらのページで活動の報告や告知を行いたいと考えておりますが、キャリボトに興味があるという方は下記メールアドレスに連絡していただくか、各種SNSをチェックしていただけますと幸いです。新規メンバー(もちろん工学部以外も可!)もいつでも募集していますし、コラボのご連絡、給水機に関する質問など、なんでもお待ちしております!

mail: carry.my.bottle@gmail.com
X: CarryMyBottle
Instagram: carrymybottleproject

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