こんにちは!木崎俊明と申します!
「がん経験を活用した新規雇用機会の創出」のビジネスアイデアで i-squad2023 に採択中です!
2023年の8月5日に ジャパンキャンサーフォーラム(JCF)のプログラムである「がんサバイバーの声を聴こう!」に代表の木崎俊明が登壇し、「がん治療を受けて後悔してしまう人を減らすために」というテーマでお話をさせて頂きました!!
100名を超える方々に視聴して頂き、たくさんのご意見、ご感想、ご質問を頂くことができました。ありがとうございました。
2023/09/12追記
アーカイブ動画が公開されました!ご覧になってご感想頂けると幸いです。
時間の都合上全ての質問にお答えすることはできませんでしたが、残りのご質問と木崎の回答を以下に記載しておりますので、確認して下さると幸いです。
①血液がんの移植に携わっている医療者です。患者さんの声や気持ちを知るいい機会となりました。ありがとうございました。患者さんが声を上げやすくなる医療者の声掛けがあれば教えていただきたいです。
患者との信頼関係を構築し、患者さんが心を開けば上げやすくなると思います。私の主観で、患者さんと信頼関係の構築にいいなと思う行動の例を記しますので、ご参考になれば幸いです。
①患者のオススメ(食べ物、映画等)を聞いて自分もそれを試す。
②試した後患者と接する時(検温・採血など)に感想を話す。
①②を繰り返して患者の心が開けば、辛い声を上げやすくなるかもしれません。(あくまで私の場合ですが!)私が今生きているのは皆様のおかげです。ありがとうございます!
②治療中に声をあげる大切さがよくわかりました、ありがとうございます。後悔しないために患者さんが治療前にできることは何かありますでしょうか?
辛い経験をメモしておいたり、写真や動画にして保存することがオススメです。治療が終わった後に発信の材料になり、メディアに説明し発信しやすくなります。治療中、辛い事があるとどうしても「なんで治療を受けたんだろう…」と後悔することもあるかもしれません。(私はそうでした。)でも、経験してしまった「辛い事」を次の患者さんに経験させない環境を作ることができれば、その経験は無駄では無く、現代医療の向上に必要な経験と解釈できるかもしれません。治療が楽に乗り越えられますように!
③ありがとうございます。とても参考になりました。患者さんの声のアンメットニーズの抽出と優先順位付けが重要だと思いました。ニーズの抽出の方法と優先順位のつけ方にアイディアがあれば是非教えてください。
ニーズ抽出方法については、がん経験者はもちろん、入院中で体調の良い患者さんや臨床心理士さん(患者の心のケアを行う医療者)にインタビュー(オンライン)を行うとリアルなニーズが把握できると思います。優先順位に関しては、副作用による基本的ADLの低下を抑制できるアンメットニーズを優先すると良いと思います。(ADL=日常生活動作)具体的なお答えができず申し訳ございません。また勉強します!
JCF主催のCNJ様、貴重な機会を頂きありがとうございました。これからも闘病経験をプラスの形で社会に還元できるよう、邁進してまいります!
それではまた!!