大阪大学PBL「ナッジと公共政策〜社会課題の解決に行動経済学の知見を活用せよ〜」の開催が決定しました。
内容については以下の通りです。
1.プログラムの概要
感染症時代のサステナブルな社会の構築を目的とした PBLプログラムとして「ナッジと公共政策」を実施します。 ナッジとは行動経済学の知見から、個人の選択の自由を 阻害することなく、各自がより良い選択を行う手助けをする仕組みのことです。このプログラムでは、ナッジ設計過程で あるBASICの理解から、実際の社会課題に対してBASICをもとにナッジを構築、さらにその効果検証を行うまでの 一連の過程を実体験することができます。
2.実施スケジュール
第1、2回 プログラムとナッジの概要説明、ナッジの事例紹介
日時:12月3日(土)8:50〜12:00
開催方法:オンライン
内容:ナッジの基礎となる人々の行動経済学的特性および ナッジ設計過程であるBASICを理解する
第3回以降は双方向の演習形式で実施。
第3回 行動プロセスマップの作成、行動分析
日時:12月10日(土)8:50〜12:00
開催方法:オンライン
内容:複数の行動に至るまでの一連の行動プロセスを可視化する 行動プロセスマップに従って、それぞれのステップで発生しうる 行動バイアスを理解して、ボトルネックを明らかにする
第4回 ナッジの設計
日時:12月24日(土)8:50〜12:00
開催方法:オンライン
内容:第3回で明らかにしたボトルネックを解決するようなナッジを設計する その際、EASTおよび、倫理面でのチェックリストを確認しながら設計する
第5回 ナッジの再現性に関する議論
日時:1月7日(土)8:50〜12:00
開催方法:オンライン
内容:ナッジの効果は地域や文脈に応じて異なりうるため、 ナッジの効果検証を実施することの重要性を理解する
第6回 RCTの設計
日時:1月21日(土)8:50〜12:00
開催方法:オンライン
内容:第5回で設計したナッジの効果検証をするためには、どのようなRCTを計画して実施するべきなのかを考える
第7回 データ分析
日時:1月28日(土)8:50〜12:00
開催方法:オンライン
内容:すでに実施されたRCTのデータを用いて、データ分析のスキルを学ぶ
第8回 学生発表(自ら設計したナッジを発表)
日時:2月4日(土)8:50〜13:30
開催方法:オンライン
内容:最終課題として参加学生が設計したナッジを発表してもらう
詳細については下部の資料をご確認ください。
3.参加対象
京阪神スタートアップ アカデミア・コアリション(KSAC)参画大学の学生
参画大学詳細については下部の資料の通り
4.募集人数
12名
※12名を超える場合は応募フォームの参加動機を参考に選定します。
5.応募フォーム
URL: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeAuvlZgTf0MkuffhN5q8MPbXKcYEJ-7xyQTwcOpCfOPwqsPQ/viewform
※応募締め切り 11月25日(金)