ペット飼育需要の増加とは裏腹に、飼い始めた動物を手放す世帯が急増しており、イヌ・ネコ引き取り数は前年比5倍にに上り、社会問題となっている。メンバーは、これまで実験動物であるネズミ(マウス)の動画像データから、数理情報的アプローチにより、感情状態を推定可能なアルゴリズムを開発してきた。ここで、本技術の対象動物をイヌ・ネコに拡張し、スマートフォンアプリケーションとしてサービス商用化を目指す。また、感情予測機能を皮切りに、ペット飼育管理機能、保険料最適化機能等の付加サービスを創出し、ペットビジネスにおいてこれまでにない新規サービスの創出を目指す。
メンバー
水谷晃大・大阪大学理学研究科・D2
平尾峻馬・リクルート株式会社・一般社員
プロジェクトの目標
犬・猫などの愛玩動物の感情予測、健康管理をはじめとする各種機能が実装されたスマートフォンアプリをサービス提供することで、我々がペット飼育層の顧客フロントに立つ状況を構築する。アプリDBに書き込まれたユーザーの飼育記録情報から、レコメンドなどで関連事業の様々な事業者とシームレス連携し、ユーザーの不を解決できる一気通貫型のプラットフォームを実現する。