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2020年6月4日(木) 16時50分~ Innovators’ Talk #30「経験から学んだ教訓について」

【Innovators’ Talk #30「経験から学んだ教訓について」】

大阪大学でイノベーター育成の指揮を執る新藤一彦さんが皆さんに10の教訓をお伝えします。乞うご期待。

スピーカー
新藤一彦
大阪大学共創機構人材育成部門長 特任教授
博士(理学)

スピーカー略歴
1991年4月NTT入社以来、研究開発、研究戦略、ビジネスプロデュース、大学連携等に従事(2018年6月末辞職)
2018年7月NTTアドバンステクノロジに転籍し、営業、製品開発に従事(2019年9月末退職)
2019年10月大阪大学共創機構人材育成部門(現在に至る)
2012年2月東京工業大学から博士(理学)取得

講演概要
大学卒業(平成元年)からNTTグループ退職(平成31年)まで平成を駆け抜け多くの人たちと出会い、様々な経験を通して学んだ10の教訓についてエピソードを交えながら、21世紀の担い手である若いイノベーターのキャリア形成の一助となるような話題を提供します。

日時
2020年6月4日(木)
16時50分~18時20分

対象
大阪大学学生・教職員

お申し込み
https://forms.gle/2CDDRrDttrcVpPf97

お申し込みの皆様には後ほどZoomのURLをお送りします。

主催
大阪大学Innovators’ Club
iclub@uic.osaka-u.ac.jp

 

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Innovators’ Talk #29 “Japan: A Blossoming Desert” (日本:砂漠から開花へ)(2020年5月28日)報告

今回のスピーカーは投資家のアレン・マイナーさんでした。

マイナーさんは、オラクルの日本法人を立ち上げIPOまで導いた後、ベンチャーキャピタル (VC)を設立しました。当時の日本のエコシステムの状態はシリコンバレーが密林だとすれば砂漠。それから約20年間投資家として活動し、今では東京では、成功した人がシリアルアントレプレナーやエンジェル投資家として経験を次世代に伝える段階に入り、ようやく砂漠がサバンナになったとのことです。

マイナーさんは大学時代は情報科学とアジア文化のダブルメジャー。卒業後は情報系の研究をしたかったそうですが、ひょんなことからオラクル社に入り、当時400人だった会社が辞める頃には4万人になるほどの成長過程の渦中で自分も成長させました。日本法人設立の話があり日本に渡り、その後、自分でVCを設立しました。

このような人生は大学時代には到底想像できないことだったそうです。人生に目標を持つ事は重要であるが思うようにならないときは柔軟に考え、幸運が訪れたときにはそれを掴むことで人生が開ける(これを「ジグザグ人生」と名付けられています)ということと、そのためにも少し長めに、7年後の理想の自分を想像するようにするとよいとのアドバイスを頂きました。

シリコンバレーでは少しの資本で優秀な人が短期間で成功させるソフトウェア系のスタートアップが多いが日本ではSpiberのように大企業が巨額の投資(これはシリコンバレーではなかなかできない)を行うディープテック系のスタートアップが出てきているということで日本の明るい未来を示して頂きました。

日本には昔からクリエイティブな人やスタートアップリーダーがたくさんいたというのが持論で、VCを始めた当時「なぜシリコンバレーでやらないのか?」と尋ねる友人に対して、日本のほうが競争相手が少ないからと答えたというマイナーさんにイノベーターの本質を見たようなきがしました。150名を越える参加者の方々も日本とアメリカを知悉するマイナーさんのお話からイノベーションの本質を学びました。

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Innovators’ Talk #28「新たな価値創造について」(2020年5月21日)報告

Innovators’ Talk #28のゲストは井上浄さん(株式会社リバネス代表取締役副社長CTO)でした。慶応大学などで研究を行いながらベンチャー企業リバネスの経営者として活躍されています。

井上さんは学生の頃から研究が好きで、大学でしかできない基礎研究も大学外でしかできない研究もやりたいし、社会実装もやりたいと思い、それを実現するためにベンチャーをやってきたといいます。

学生時代にリバネスを仲間とともにつくり、次世代研究者・アントレプレナーの育成を中心に様々な事業を展開しています。最初は研究の面白さを伝えたいということで理科実験の出前授業から始めたとのことですが、そこから自分の研究をわかりやすく伝えるためのサイエンスコミュニケーター講座が生まれました。また超異分野学会という場を設け、これまでにない学際的な研究の場を設けるとともに社会実装を進めるためにテクノロジー系のベンチャー企業の育成も行っています。

こうした新しい「業」を創るための3つの考え方を教えて頂きました:

  1. Question(様々な事象から課題を見出す)→Passion(課題解決に対して情熱を抱く)→Mission(課題をミッションと捉え、チームを作り取り組む)→Innovation(チームの推進力により新たな価値の創出を目指す)というQPMIサイクルを回すこと
  2. これからの仕事は、個人が自らの情熱で仕掛ける
  3. イノベーションを生むのは“個のネットワーク組織”。

新しい事業はこうした考え方とともにたったひとりの「熱」から生まれるということで、井上さんが支援されているメタジェン、イヴケア、サイディン、キュオールなど研究開発型ベンチャーの事例を多数紹介頂きました。世界を変えた研究や開発の大元には個人の好奇心・ワクワク・熱がある(好奇心×熱がすべてのもとになる)、それに「妄想」を形にする力を加えながら自分の進んだ道を正解にするという起業家の考え方を教えて頂きました。

最後には「迷ったらワクワクする方へ行け!」との熱いメッセージも頂き、150名を越える参加者の皆さんは井上さんのお話に魅了されていました。

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